一概に穴馬券といっても券種に応じて色々でしょう。
複勝なら1.000円も付けばかなりの穴馬券だし
単勝なら3.000円も付けば「おー付いたな」ぐらい思うし
馬連ならいくら,三連複なら…と
穴馬券の概念はおよそ皆さんが考える金額があると思います。
別の記事でも書きましたが、穴馬券を獲るのは皆が
勝ちそうと思う馬
すなわちオッズが低い馬からは買わないのが正解ですとなるのですが
ただ闇雲にオッズの高い不人気馬から買えばいいかと言えば
あまりにも的中率が低いと
いくらお金があってもなかなか続かないですよね。
人によって予想のスタイルが違いますが穴馬券を獲るために
一番必要なのは「一貫性」と「ファクターを限定すること」
調教、過去の成績、持ちタイム、馬体重、厩舎のコメントなど
無数にあるファクターを全部検討すると答えはオッズになってしまいます。
これじゃ意味がない。だから自分の気に入ったファクターを決めて
常に同じスタンスで一貫性を持って馬券を買い続ければある程度
穴馬券は獲れます。
穴馬券が獲れない人は一貫性のない人が多いです。
あるときは調教を重視しあるときはパドック解説者の推奨馬
あるときはコンピ指数などなど
行き当たりばったりだと偶然当たることはあってもコンスタントに
穴馬券は獲れません。
馬券は当たった時も外れた時も常になぜその馬券を買ったのか
自分なりに説明が出来る位じゃないといけません。
ラッキーは常に起こる訳ではないからです。
また、結果的に安めの本命サイドで決まるのは
仕方ありませんが、外れた買目には必ず穴馬券を入れていたか。
これはかなり重要。
どんなにグリグリの人気馬がいても何点かは必ず高配当の
買目がなければ儲かりません。
回収率が常に高い人は必ず自分の予想スタイルに一貫性があります。
それが馬券を買うときの物差しです。何かを測るときに目分量ではいけません。
回収率は短期的には1,000%や2,000%なんてことはあっても長期的に
見れば120%から150%もあれば優秀だと言えます。
数年前に配当金の
課税問題で数億円の利益を上げていた会社員男性も数億の利益のために
30億ほどの馬券購入を継続的に行っていたそうですから、回収率は105%から
108%ほどだったと思われます。
競馬を知らない人は数億円の利益のことだけに
目が行ってしまいますからあたかも一瞬で利益を上げたと勘違いするのですが、
数年間に渡り莫大な数のレースをある一定の法則に従って馬券を購入し続け
たから、あの利益に繋がったのです。まさに「一貫性」です。
じゃあ具体的には何をすればいいの?
管理人が考える穴馬券には二種類あってどうあっても獲れない
{偶然穴馬券}と、後で馬柱を見てみれば「ああこの馬買えたじゃん」
ってなる{見落とし穴馬券}があります。
どうあっても獲れない{偶然穴馬券}は例えば極端に情報が少ない
新馬戦の場合や不確定要素が多い未勝利戦など後で馬柱や調教
などを見返してもああなるほどと思えない馬券と私は定義しています。
よく血統でとる人もいるでしょうがそもそも悪いと思って掛け合わせている
サラブレッドがいるとは思えないので、血統だけで獲る馬券は
私にはまったく解りません。
一時期は半分ディープの子なんて時期もあったから
どう予想すればいいのやら…
まあ私が解らないだけなので血統派の人
気を悪くしたらごめんなさい。
まあ解る方はこんなブログ見に来ないでしょうけどね。
もうひとつの{見落とし穴馬券}
これは例えば終わってみれば
メンバー中最速のタイムを持っていたとか、一見、同じ位の負け方を
している馬でも各レースのレベル差がかなりあったとか
前回負けたのは
不利があったからとか、出遅れたからとか
不人気が馬券を買う側の注意力散漫で引き起こされている状態。
本来の力が見落とされている馬。
これを見つけるのが{見落とし穴馬券}攻略に必要です。
これらの馬を見つけられるようになったら、的中は近いです。
でもここでも一貫性が重要です。せっかく見つけた穴馬はその購入した
レースで必ず上位に来るとは限りません。
また出遅れるかも知れないし
またゴール前で不利を被るかもしれない。
騎手が落馬する事だってあります。
大事なのはせっかく見つけた穴馬は暫く注意しましょう。
大事なのはファクターを限定して
あれやこれやすべての項目を考えないで馬券を一定に
買えばある程度穴馬券もコンスタントに獲れるようになります。
ただ、自分が選択したファクターが長いスパンで
回収率で100%を超えるファクターなのか
そうでないファクターなのかは考えないといけません。
どんなにコンスタントに的中しても当たる金額で
回収率は決まりますから、一定期間での結果検証
を必ず行って、だめなら予想ファクター自体を変えないとだめです。
2、3ヶ月の短いスパンで結果検証したり
ましてや1日単位で検証して
駄目だ次のファクターへなんて
やってたらいつまでたっても馬券でプラスにはなりません。
せめて半年、1年、そんなに待てないならパソコンの使える人なら過去のレースで
自分の目を付けたファクターの検証をすれば統計学上
ある程度の未来予測は出来ます。
過去に管理人が目を付けた高回収率のファクターは調教タイムでした。
ただ難しいのは栗東と美浦、ウッドチップと芝、ダートと坂道、各コースなど
調教タイムも自分なりに補正をいれて比較しないと意味がないので
かなり難易度は高いです。
また、人間の記憶や計算には限りがありますので過去のレース検証は
パソコン必須です。出来ない人には奨めません。
現在の管理人は数種類のスピード指数計算ソフト
を用いて予想を組み立てています。